苦戦した住宅ローンの本審査も無事通り、8月下旬に着工することが出来た我が家。
工事がある程度進んでくると、工務店の方から補助金の話がありました。
補助金の申請枠が少なくなってきてるので、早めに申請をしておこうと思います。規約にサインと捺印、必要な書類を揃えてもらえますか?
間取り変更、水回り増設、断熱工事のリフォームを行う我が家が対象になったのは以下の3つ。
- 子育てエコホーム支援事業
- 先進的窓リノベ2024事業
- 給湯省エネ2024事業
新築に比べたら少額になるけど、少しでも補助金がもらえたら助かるので申請してもらうことにしました。
子育てエコホーム支援事業について
対象となるリフォーム工事
補助金の対象となるリフォーム工事は以下の通りです。
- 開口部の断熱改修
- 外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
- エコ住宅設備の設置
- 子育て対応改修
- 防災性向上改修
- バリアフリー改修
- 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
- リフォーム瑕疵保険等への加入
※4~8は1~3のいずれかと同時に行う場合のみ補助対象。
詳しくは聞いてないけど、うちは2、3、4、7が対象になるのかな~って感じです。
補助額・補助上限
対象工事ごとの補助額の合計(5万円以上)で上限は20万円。
ただし以下の条件に該当する場合は上限額の引き上げがあります。
- 子育て世帯(※1)または若者夫婦世帯(※2)が、自ら居住する住宅に行うリフォーム工事である
- 既存住宅を購入しリフォームを行う場合、または長期優良住宅の認定(増築・改築)を受ける場合
1の対象者で中古住宅を購入した場合のリフォームだと最大60万まで上限が上がるようです。
※1:申請時点において、2005年4月2日以降に出生した子を有する世帯
※2:申請時点において夫婦であり、いずれかが1983年4月2日以降に生まれた世帯
我が家は子育て世帯にも若夫婦世帯にも該当しますが、住宅は贈与なので、長期優良住宅認定で45万、それ以外だと30万が上限になりそうです。
先進的窓リノベ2024について
対象となるリフォーム工事
補助金の対象となるリフォーム工事は以下の通りです。
- ガラス交換
- 内窓設置
- 外窓交換
- ドア交換
ただし
- 対象商品を用いた工事であること
- 5万円以上の補助額であること
を満たしていて、以下に該当しない工事が補助の対象です。
- 補助事業に要する経費が補助額に満たない工事
- 外気に面していない窓(ガラス)およびドアの交換工事
(玄関が内廊下に面している集合住宅のドア交換等) - ドア板の一部を構成するガラスを交換する工事
- ドア交換(ドアに対する内窓設置を含む)のみを補助対象とする工事
- ドア交換(ドアに対する内窓設置を含む)において、窓と同一の契約でない工事
- 住宅以外の用途である建物・居室・区画に行う工事
- 住宅の所有者等が住宅設備を購入し、その取付を住宅事業者に依頼する工事
(いわゆる施主支給や材工分離による工事) - リース設備の設置工事
- 中古品を用いた工事
- 従前より省エネ性能が下がる窓(ガラス)・ドアを設置する工事
- メーカーが保証しない方法により取り付けられた工事
(はつり工法専用製品をカバー工法により設置する等)
補助額・補助上限
開口部ごとに行った対象工事に応じた補助額の合計が申請額になります。
補助額の上限は1戸あたり200万円になります。
断熱目的で外窓の交換、内窓(インプラス)の設置、玄関ドアの交換も行ったので、先進的窓リノベの補助額が一番多いんじゃないかな~と予想してます。
給湯省エネ2024事業
対象要件
給湯省エネ2024は『購入・工事タイプ』と『リースタイプ』の2種類があります。
購入・工事タイプ
- 対象機器を設置する住宅の所有者等である
- 給湯省エネ事業者と契約を締結し、対象機器である高効率給湯器を導入する
リースタイプ
- 6年以上のリース期間が設定されているもの
- 対象機器を設置する住宅の所有者等である
- 給湯省エネ事業者とリース契約を締結し、対象機器である高効率給湯器を導入する
その他どちらのタイプでも対象機器を導入する共同事業者が個人であり、対象機器の導入に係る契約を2024年4月16日以降に締結した場合は”J-クレジット制度に参加することへの意思を表明していること”が必要になります。
我が家は給湯器を購入したので、購入・工事タイプでの申請です。
補助額・補助上限
補助額は設置する給湯器の種類によって異なります。
設置する給湯器 | 補助額 (基本額) | 加算 要件 | 加算額 | |
---|---|---|---|---|
いずれか | 両方 | |||
ヒートポンプ給湯機 (エコキュート) | 8万円/台 | A | 2万円/台 | 5万円/台 |
B | 4万円/台 | |||
電気ヒートポンプ・ガス瞬間式 併用型給湯機(ハイブリッド給湯機) | 10万円/台 | A | 3万円/台 | 5万円/台 |
B | 3万円/台 | |||
家庭用燃料電池 (エネファーム) | 18万円/台 | C | 2万円/台 |
≪加算要件について≫
A:インターネットに接続可能な機種で、翌日の天気予報や日射量予報に連動することで、昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するものであること。
B:補助要件下限の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ないものとして、a又はbに該当するものであること。(a.2025年度の目標基準値(JIS C 9220 年間給湯保温効率又は年間給湯効率(寒冷地含む))+0.2以上の性能値を有するもの、又は、b.おひさまエコキュート)
我が家が設置してもらったのは『三菱エコキュート』の460Lタイプ。
少なくても8万円は補助金が貰えそう♪
交付決定額
12月初旬に交付決定と振込のお知らせというハガキが届きました。
気になる交付決定額は12万円でした。
基本額の8万円にBの加算額がついたようです。
思ったよりも多くて嬉しい♪
補助金は補助事業者に一旦振り込まれるので、還元方法は”契約代金に充てる”か”現金で受け取る”かのどちらかになります。
まとめ
住宅向けの補助金事業というと『新築が対象』という印象ですが、リフォームでも対象になることが分かりました。
新築に比べると補助額は少ないですが、費用がかからないリフォームでも補助金が頂けるのはありがたい話です。
もうすぐ2024年も終わろうとしていますが、2025年も新しい住宅補助事業があるようです。
リフォームも対象になる補助事業なのかは不明ですが、分かり次第公式サイトをご案内させて頂きます。
リフォーム補助金も充実したら、田舎の空き家対策にも繋がるかもしれないですね!